SWT開発ことはじめ

SWT アプリケーション開発

Eclipse VE のインストール

Javaの画面アプリケーションを作成するために、VBなどのようにオブジェクトを貼り付けて画面作りができるのが、EclipseプラグインであるVE(Visual Editor)です。

今回、SWTアプリケーションを作成する際に、利用してみようと思います。
参考サイト:EclipseのVEでSWTアプリを作る


ただし。利用には注意が必要!

  • ある程度、Javaの画面アプリケーション(SWT, Swing, AWT)の画面生成方法を知っていないと、完全に使いこなすことは難しそうです。
  • 対応するJREは1.4.2以上のようです。
  • Java EMF はVE1.2.1の場合、同じく1.2.1が必要のようです。
[ダウンロード]
http://www.eclipse.org/vep/より。Version1.2.1がfinalくさいです?
「VE-SDK-1.2.1.zip」をダウンロードします。全OS共通のようです。
[インストール]
Eclipseプラグインのインストール方法、そのまま。
解凍してできた、『feature』『plugin』の2フォルダをeclipseフォルダに上書きします。
Eclipseを再起動して、[Help]-[Software Updates]-[Manage Configuration]を開いて、
Visual Editorがインストールされていることを確認します。
※ここでは、EclipseWTPのAll-in-oneタイプをインストールしています。確認してエラーが出ている場合は、何が足りないのかをDetailsでチェックします
SWT アプリケーションのプロジェクト生成

SWTのパッケージは、3.*以降のEclipseには標準でついているらしいです。

  1.  [New]-[Project]-[Java Project]を選択。
  2.  プロジェクト名、コンテンツ位置、JREを選択。
  3.  画面アプリケーションなので、Project Layoutでフォルダの構造を[src][bin]に分けることをオススメします。
  4.  [Next]にして、次ページのプロジェクト設定(Java Setting)-『Libraries』タブ-[Add Library]にてStandard Widget Toolkit (SWT)を選択して、Next.*1
  5.  SWT Library Optionsでは、Include support for JFace libraryにチェックをいれます。(J Faceを使わないなら、別にいいけど)
  6.  で、Finish。お疲れ様。

*1:これはVEをインストールしないと選択一覧に表示されません